第二十四登「箱根駒ヶ岳」2013年2月1日



一年の計は雪山にあり。

年が明けて早一ヶ月…
気付けばまだ山に行けてない。
  
忙しければ忙しいほど行きたくなる山登り。
そんな中、今年最初の山に選んだのは
300名山、箱根駒ヶ岳。

大湧谷の白い湯気、そして真っ白な
覆われた「天下の険」をゆく     
 


*************************
 メンバー:R16、チャッチーさん
 天候:晴れのち曇り
 気温:4度〜6度
 登山ルート:大湧谷冠ヶ神山箱根駒ヶ岳
 所用時間:約5時間半
*************************
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


AM 7:00

東名高速「厚木」付近。
うっすらと明けてきた空には雲が目立つ。



AM 8:30
 箱根、大湧谷の駐車場へ到着。
立ち上る湯気の向こうに「冠ヶ岳」がそびえ立つ。
駐車場は1日500円(普通車)



来る途中は不安だった天気が超回復。
富士の裾野まで奇麗に見えた。 


 昨年からのダイエットで8キロの減量に成功。
山登りでその成果を発揮できるのか?!




AM 9:10

大湧谷の駐車場脇にある登山口。
ここから冠ヶ岳〜神山を経由して箱根駒ヶ岳を目指す。
 


コース案内付きの道標がある。
駒ヶ岳山頂までは約3.5km。














 いつものスチールカメラを置き、
この日はビデオ撮影に挑むチャッチーさん。
実は本業はこっち。








 入山して早々に軽アイゼンを装着する。
雪上はアイスバーンのところもあり、
アイゼンなしでの登坂は困難だ。










 チャッチーさんが自分撮りをしながらレポートを開始。

けっこう真面目にやっているようなので
そっと見守る。














AM 9:40 
30分で冠ヶ岳山頂へ到着。
猫の額ほどの山頂で一休みしてすぐに出発。 









AM 9:55
 冠ヶ岳に登坂した道を少し戻り、
今度は神山の頂を目指す。



細い雪の道が続く。
堅い場所を一歩踏み外すと30cm以上足が埋もれてしまう。








AM 10:03 
 
箱根最高峰 神山(1438M)に到着。

道標で15分と書いてあった道のりをわずか8分で走破。
8kgの減量は大きい!

 












 今回のルートは、道を遮るように倒れている木がとても多かった。
頭をすり抜けてもリュックを木に引っ張られ…の繰り返し。

小さめ(30リットルくらい)のリュックの使用をお勧めする。









 100メートル置きくらいにある杭。
大湧谷近辺は「神30」くらいで、駒ヶ岳に近づくにつれ
カウントダウンされていく。

駒ヶ岳領域に入ると「駒1」に変わる。
駒ヶ岳山頂で「駒10」くらい。

この杭を40本以上通過するとゴールというわけだ。











 神山から先は歩きにくい道が多い。
足下が悪い上に屈んで歩かなければいけない。





 奇麗な雪の上に足跡を刻む、それが冬の登山の醍醐味だ。










神山と駒ヶ岳の谷間。
ここで「神1」が終わり「駒1」がスタートする。





駒ヶ岳山頂は目前だ!




 一歩踏み外すと片足がすっぽり埋まってしまう。
抜けないのになぜか嬉しそうだ。









AM 11:11
箱根駒ヶ岳山頂(1357M)に到着。












ロープウェイの巨大な駅。



↓「iphon5」で撮影したパノラマショット。

 富士山側


 太平洋側


芦ノ湖側





 運転はチャッチーさんに任せて…
雪山の熱燗♪ たまらん!






ロープウェイの建物内。
ストーブとジュースの販売機、それとゲームがいくつかあった。
 







AM 14:30
下山完了。
帰りがてら箱根の日帰り温泉へ。
 「一の湯」1000円。
お勧めです!




〈まとめ〉

大湧谷の駐車場は普通車一日500円。早朝は空いているが日中は観光客で賑わうので混雑する。
一度登り始めるとトイレがない。
 山頂にも見当たらなかったので簡易トイレを持っていた方がいい
・昼過ぎると雪がユルくなり歩きづらくなる。
登山道を遮る倒木が多いので小さめのリュックを推奨。
・最低でも軽アイゼンは必要。 
 トレッキングポールは雪に深く突き刺さってしまうのでお勧めしない。