第三登 「大山(神奈川県)」2011年10月9日

丹沢山を無事に登頂したものの、
またまたケガレベルの筋肉痛に襲われた。

山登りはホントに一度登ると驚くほど全身の筋力がアップする。
今度こそはせっかくついた筋力を維持しようと思い、
丹沢山登頂からわずか10日後、
初の単独登山に挑戦した。

目指すは観光名所でもあり
山岳信仰の山として有名な「大山」だ。
 
 ***********************
 初の単独登山
 天候:曇り
 気温:20度くらい
 登山ルート:大山ケーブル〜大山山頂の往復
 ***********************

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 
AM 10:30 
 愛車GB250クラブマンで東名高速を飛ばし大山の駐車場に到着。
日曜ということもあり、駐車場は大混雑。山登り以外の観光客が多いせいだろう。

バイク駐車場は既に満車だったが駐車場のおじさんに聞いたら別の場所に
停めさせてくれた。料金は1日200円(※車は1000円)


 駐車場を出発し、お土産屋さんが軒を連ねる石段の道を真っすぐ進む。
昼飯にコンビニのおにぎりを買ってしまったが、このお土産屋さんに
おいしそうなおにぎり弁当が売っていて後悔した。




 お土産屋さんの道を抜けるとケーブルカーの駅につく。
事前に購入した山の本に載っていたコースに従い、ケーブルカーを使用。
多くの人でひしめいていた。


〈補足〉
ケーブルカーを使わなくても「男坂」「女坂」という2ルートから登る事ができる。
どちらも阿夫利神社(下社)まで30〜40分程度だが、
キツイ石段をひたすら登る道になっている。
「女坂」の方が少し易しく登りやすい。





 
ケーブルカーで数分、中腹の「阿夫利神社(下社)」に到着。
神社の脇にある子どもの銅像のあたりに登山道入口がある。 
登山開始!


 いきなり超急勾配の階段!
「観光地じゃなかったっけ? 」と不安になる。




 さすが日曜の観光地。これだけの人がいれば初心者の単独登山でも安心だ。
でも、思っていたよりゴツゴツとした急勾配の道が続く。

不機嫌そうな顔で登る軽装の若い女性がちらほら。
観光地にドライブがてら軽い気持ちで入山してしまったのだろう。
同じ観光地でも高尾山とは比較にならないほど険しい。




 登っていくと「○丁目」と書かれた石標がある。
28丁目が頂上。ゴールはまだまだ先だ。







 21丁目「富士見台」に到着。
大山で富士山を見るのに一番適した場所らしい。
丹沢山に続き、この日も富士山の絶景には出会えなかった。






 PM 12:30 


阿夫利神社(下社)からおよそ1時間半で山頂に到着。
山頂は座る場所もないくらいの人で溢れかえっていた。

売店もあり、山菜ソバやカレーなどがある。
ハードなピクニックといったところだろうか。



「ふりむけば富士山」
振り向いたが富士山は見えず…




 
天候が悪く景色は見えなかったが、やっぱり山頂は気持ちいい。
次はここからどんな景色を見る事ができるのか楽しみだ。
  

 
【残念賞】 
 
山頂付近の斜面に大量のゴミ。




 PM 14:50  
阿夫利神社下社からケーブルカーを使わずに「女坂」から下山。
途中で「大山神社」をお参りすることができる。




〈まとめ〉
   ・ケーブルカーの駅から登るルートの他に「ヤビツ峠」から登るルートもある。
   ・観光地なのはケーブルカーで行ける阿夫利神社下社まで。
    その先は軽装では行かない方がいい。
   ・阿夫利神社下社から山頂までの往復はゆっくり行っても3時間くらい。(食事別)
   ・ゴミは持ち帰る。